
地球にやさしい?適正処理困難物との付き合い方
私たちの暮らしは、便利なモノであふれています。しかし、その裏側では、処分が難しく、環境への負担が大きい「適正処理困難物」の問題が深刻化しています。では、一体どんなものが「適正処理困難物」と呼ばれるのでしょうか? 「適正処理困難物」とは、その組成や性状から、通常の処理施設では安全かつ適切に処理することが難しい廃棄物のことです。具体的には、家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、パソコンなどが挙げられます。また、建設現場から排出されるアスベスト含有廃棄物や、水銀を含む蛍光灯なども、適正処理困難物に該当します。これらの廃棄物は、環境汚染や健康被害を引き起こす可能性があるため、適切な処理が求められます。