地球環境ウォッチャー

地球温暖化について

地域で取り組む地球温暖化対策:地球温暖化対策地域協議会の役割とは?

地球温暖化対策地域協議会とは、地球温暖化対策を効果的に推進するために、地域の実情に応じて、行政、事業者、市民、学識経験者などが連携して、協議会を設立し、共に考え、行動していくための場です。 地球温暖化は、地球規模で進む問題ですが、その影響や対策は地域によって異なります。そのため、地域の実情に合わせたきめ細やかな対策を進めていくことが重要です。地球温暖化対策地域協議会は、それぞれの地域の特性を活かしながら、地域全体で地球温暖化対策に取り組むための重要な役割を担っています。
サステナビリティのために

未来への投資:SRIで変わる世界

SRI(Socially Responsible Investment)、日本語では「社会的責任投資」と呼ばれる投資をご存知でしょうか。これは、単なる経済的な利益を追求するのではなく、環境問題、社会貢献、企業倫理といった要素を考慮して投資を行うことを指します。近年、世界中でSRIへの関心が急速に高まっている背景には、地球温暖化や社会格差といった課題に対する意識の高まりがあります。投資家たちは、自分たちの資金がより良い未来を創造するために役立つことを期待し、SRIという手段を選び始めているのです。
地球環境を守るために

モントリオール・プロセス:森林を守る国際協調

1992年、リオデジャネイロで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)は、地球規模で進行する環境問題への対応を模索する場として、世界中の注目を集めました。このサミットでは、地球環境保全のための行動計画「アジェンダ21」と共に、森林に関する法的拘束力のない原則声明「森林原則声明」が採択されました。これは、森林の持続可能な管理、保全、開発のための国際的な合意形成に向けた大きな一歩となりました。 「森林原則声明」は、森林の重要性、そしてその持続可能な利用と保全のために国際協力が必要であることを明確に示しました。これは、その後の国際的な森林に関する議論の基礎となり、モントリオール・プロセスを含む様々な国際的取り組みの出発点となりました。
地球環境を守るために

「プラスチック・スマート」で未来へつなぐ

海洋プラスチック問題は、今や地球規模で深刻化する環境問題となっています。私達の生活に欠かせないプラスチックが、不適切な処理によって海に流出し、生態系や私たちの健康を脅かしているのです。海鳥や魚が誤飲による被害を受けているだけでなく、マイクロプラスチックが食物連鎖に入り込み、人体への影響も懸念されています。この深刻な問題に、私たちは「プラスチック・スマート」な考え方を持ち、未来へ向けて行動していく必要があるでしょう。
SDGsと暮らし

食品ロスを減らすためにできる具体的な行動

食品ロスを減らすためのSDGs 12の重要性 SDGs 12の基本的な考え方 SDGs(持続可能な開発目標)の目標12は「つくる責任 つかう責任」として、持続可能な生産と消費のパターンを確保することを目的としています。この目標は、大量生産・...
地球環境を守るために

伝統知が照らす未来:地球環境とエネルギー問題への処方箋

現代社会が直面する地球環境問題は、私たちの生活様式や価値観が自然環境との調和を失った結果とも言えるでしょう。特に、大量生産・大量消費・大量廃棄といった大量経済モデルは、資源の枯渇や環境汚染を深刻化させてきました。しかし、太古から自然と共存してきた先人たちの知恵、すなわち伝統知には、現代社会が抱える問題を解決するヒントが隠されているのではないでしょうか。 伝統知とは、長い歴史の中で受け継がれてきた、生活の知恵や技術、文化、信仰などを指します。農業や漁業、医療、建築など、様々な分野にわたる伝統知は、自然の摂理を深く理解し、その恵みを最大限に活用しながら、自然への負荷を最小限に抑えるという、持続可能な社会を築くための知恵の結晶と言えます。 例えば、日本の伝統的な里山は、人間の手によって維持・管理されることで豊かな生態系を育み、結果として水資源の保全や災害の軽減にも貢献してきました。これは自然と人間が共存共栄してきたことを示す好例と言えるでしょう。 しかし、近代化やグローバル化の波は、伝統的な生活様式や価値観を大きく変え、伝統知は軽視され、忘れ去られようとしています。その結果、自然環境とのつながりが希薄になり、環境問題に対する危機感が薄れてしまうという悪循環に陥っていると言えるのではないでしょうか。 伝統知は、単なる過去の遺物ではなく、未来を創造するための貴重な財産です。地球環境問題の解決策を探る上で、伝統知に立ち返り、その知恵に学ぶことの重要性は、これまで以上に高まっていると言えるでしょう。
地球環境を守るために

知られざる環境貢献「フロン回収協力店制度」とは?

私たちの暮らしを支えるエアコンや冷蔵庫。これらの家電製品の多くに、かつて「フロン」と呼ばれる物質が使われていました。フロンは非常に便利な物質でしたが、一方でオゾン層を破壊するという恐ろしい側面も持ち合わせています。 オゾン層は、太陽から降り注ぐ harmful な紫外線を吸収し、地球上の生命を守ってくれる重要な役割を担っています。しかし、フロンが大気中に放出されると、このオゾン層を破壊し、地球温暖化を加速させることが分かっています。オゾン層の破壊は、皮膚がんや白内障などの健康被害、生態系への悪影響など、私たちにとって深刻な問題を引き起こします。 そのため、国際的な取り組みとしてフロンの生産と使用が規制され、日本でもフロンを適切に回収・処理することが法律で義務付けられました。
地球温暖化について

地球を救うAIM:アジア発の温暖化対策モデル

「AIM」。それは、アジア太平洋地域における温暖化対策を評価するために開発された、世界でも類を見ない革新的なモデルです。温暖化は地球規模の課題ですが、その対策は地域の実情に即したものこそが効果的です。 AIMは、アジア太平洋地域の多様な経済状況、エネルギー事情、自然環境などを緻密に分析し、地域特有の課題や対策の効果を正確に評価することを可能にしました。 これにより、より効果的で、より地域に根ざした温暖化対策を立案・実行していくことが期待されています。
カーボンニュートラルに向けて

エタノール燃料:環境への影響と未来

近年、地球温暖化対策として、ガソリンに代わる燃料として注目されているのがエタノール燃料です。エタノール燃料とは、サトウキビやトウモロコシなどの植物を発酵・蒸留して作られるバイオ燃料の一種です。ガソリンに比べて、燃焼時に排出される二酸化炭素が少ないため、地球温暖化対策に効果的と期待されています。
地球温暖化について

地球温暖化の鍵|温室効果ガスとは?

地球温暖化の主な原因とされる温室効果ガス。一体どのような仕組みで地球を暖めているのでしょうか? 温室効果ガスのメカニズムは、太陽からの光エネルギーと地球からの熱エネルギーのバランスに関係しています。 太陽光は地球に降り注ぎ、一部は地表や海に吸収されて熱に変換されます。そして、暖められた地球からは、熱エネルギーが赤外線という形で宇宙に向かって放出されます。 温室効果ガスは、この地球から放出される赤外線の一部を吸収し、再び地球に向けて放射する性質を持っています。 まるで温室のように、熱を地球内に閉じ込めてしまうため、地球全体の気温が上昇してしまうのです。
地球温暖化について

笑気ガス:地球を笑えない状態にする温室効果

「笑気ガス」と聞くと、歯科治療や、風船に入れたパーティーグッズを思い浮かべるかもしれません。しかし、この一見楽しげなガスは、地球温暖化に大きく関与する強力な温室効果ガスであるという、深刻な一面も持っています。正式名称は「亜酸化窒素(N₂O)」といい、二酸化炭素の約300倍もの温室効果を持つと言われています。今回は、この亜酸化窒素について詳しく見ていきましょう。
地球環境を守るために

見えない脅威『空中鬼』:酸性雨がもたらす環境問題

私たちの周りには、目には見えない脅威が存在します。それは『酸性雨』と呼ばれる、環境問題のキーワードです。まるで空中を漂う鬼のような存在であることから、ここでは『空中鬼』と呼ぶことにしましょう。酸性雨とは、化石燃料の燃焼などにより排出された硫黄酸化物や窒素酸化物が、大気中で化学変化を起こし、硫酸や硝酸となって雨に溶け込むことで発生します。通常の雨よりも強い酸性を示すようになり、森林や湖沼、建造物などに深刻な影響を及ぼします。
地球環境を守るために

地球を守る政策ミックスのススメ

地球温暖化をはじめとする環境問題は、年々深刻化しています。 気温上昇は異常気象を引き起こし、私たちの生活や生態系に大きな影響を与えています。海面上昇は陸地を蝕み、多くの動植物の絶滅を招く可能性も秘めています。 このままでは、私たちの住む地球は取り返しのつかない状況に陥ってしまうかもしれません。 未来のために、そして私たちの子孫のために、今すぐ行動を起こさなければならないのです。
カーボンニュートラルに向けて

地球を救う排出削減ユニットとは?

地球温暖化対策として、温室効果ガスの排出削減は世界共通の課題となっています。その中で注目されているのが、「排出削減ユニット(ERU)」です。これは、一体どのような仕組みなのでしょうか? ERUとは、京都議定書で採用された「クリーン開発メカニズム(CDM)」に基づいて発行されるクレジットのことです。具体的には、先進国が発展途上国に資金や技術を提供し、温室効果ガスの排出削減事業を実施します。そして、その事業によって実現された排出削減量を、先進国が自国の排出削減目標の達成に利用できるという仕組みです。 ERUは、先進国にとっては効率的に排出削減目標を達成できる手段となり、発展途上国にとっては資金や技術の導入による持続可能な発展につながるという、双方にとってメリットのある仕組みと言えます。
地球環境を守るために

地球を救う協力体制:環境ガバナンスの未来

地球温暖化、生物多様性の喪失、資源の枯渇など、地球規模の環境問題はますます深刻化しています。これらの問題に対処するためには、国際社会、政府、企業、市民社会など、様々な主体が協力し、持続可能な社会を構築していく必要があります。 「環境ガバナンス」とは、まさにこのような地球環境問題を解決するために、様々な主体が連携し、責任ある行動を促進するための仕組みやプロセスを指します。 これは、単に環境規制を行うだけでなく、政策、市場メカニズム、情報公開、市民参加など、多様な手段を組み合わせることで、より効果的かつ公平な環境保護を目指していくものです。
地球環境を守るために

見えない水の力:グリーン・ウォーターと地球環境

私達が普段何気なく使っている「水」。蛇口をひねれば簡単に手に入り、生活に欠かせない存在です。しかし、水には、目に見える水と見えない水があることをご存知でしょうか?私達が普段目にしているのは、川や湖、海などの水、あるいは水道水など、いわゆる「ブルー・ウォーター」と呼ばれるものです。では、見えない水とは一体何なのでしょうか?それは、土壌の中に存在する水分、「グリーン・ウォーター」のことを指します。 グリーン・ウォーターは、雨水や雪解け水が地面にしみ込み、土壌粒子に吸着されたものです。一見、私達の生活には無関係に思えるグリーン・ウォーターですが、実は、植物の生育に不可欠な役割を担っています。植物は根からこのグリーン・ウォーターを吸収し、光合成を行い、酸素を生み出し、私たちの食料や生活の資源となります。つまり、グリーン・ウォーターは、地球上の生態系を支えるとともに、私たちの生活にも間接的に大きく貢献しているのです。
地球環境を守るために

国際生物多様性観測年:地球の未来を見つめる

2010年は、国連が定めた「国際生物多様性年」でした。この年は、地球上の生物多様性の重要性について世界的な意識を高め、その保全に向けた行動を促進することを目的としていました。様々なイベントやキャンペーンが世界各地で行われ、生物多様性の損失が私たち人類に及ぼす影響について広く知られるようになりました。
SDGsと暮らし

未来への一歩!あいち・なごや宣言とESD

2014年10月、愛知県名古屋市で「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関するユネスコ世界会議が開催されました。この会議には世界150ヶ国以上から約7,000人が参加し、ESDの更なる推進に向けて活発な議論が交わされました。その会議の成果として採択されたのが「あいち・なごや宣言」です。これは、持続可能な社会の実現に向けて、世界がESDをより一層推進していくことを誓約するものです。 「あいち・なごや宣言」は、ESDの推進を通じて、全ての人々が質の高い教育を受け、持続可能な社会の担い手となることを目指しています。具体的には、貧困や飢餓の撲滅、ジェンダー平等の実現、気候変動への対策など、国際社会共通の目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献することを表明しています。 「あいち・なごや宣言」は、ESDに関する国際的な枠組みを構築する上で、極めて重要な役割を果たしています。日本は、この宣言に基づき、ESDの推進に積極的に取り組んでいます。
地球環境を守るために

サバンナから学ぶ地球環境

広大な草原に点在する木々、悠々と歩くゾウやキリンの姿を思い浮かべるサバンナ。その雄大な景観は、地球環境の絶妙なバランスの上に成り立っています。サバンナとは、熱帯から亜熱帯にかけて広がる、雨季と乾季がはっきりした地域に発達する生態系です。年間降水量は、森林ができるほど多くなく、砂漠になるほど少なくもない、その中間的な環境がサバンナの特徴です。まばらに生える樹木、背の低い草が茂る草原と、独特の景観を生み出す要因は、この不安定な気候と、それに適応した動植物の相互作用にあります。
地球環境を守るために

身近な脅威、二酸化窒素と環境問題

二酸化窒素は、赤褐色で刺激臭のある気体です。 自動車の排気ガスや工場の煙など、物を燃やす過程で発生し、私たちの身近に存在しています。特に、交通量の多い道路周辺では高濃度の二酸化窒素が検出されることがあり、健康への影響が懸念されています。
地球環境を守るために

英国の気候変動法:50年後の未来を描く

2008年、英国は世界に先駆けて気候変動法を制定しました。これは、地球温暖化対策として温室効果ガスの排出削減を法的拘束力のある目標として掲げた画期的なものでした。 その背景には、地球温暖化が英国にもたらす深刻な影響への懸念の高まりがありました。海面上昇による沿岸部の浸食、洪水や干ばつの増加、農作物の収穫量減少など、具体的なリスクが科学的に指摘され、国民の間でも危機感が共有されていきました。 この法律の目的は、将来世代にわたり持続可能な社会を実現するために、温室効果ガスの排出量を削減し、気候変動の影響に適応することでした。具体的な目標として、2050年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で少なくとも80%削減することが掲げられました。これは、世界全体で協力して地球温暖化を抑制する必要性を国際社会に訴えかけるものでもあり、英国は気候変動対策のリーダーシップを世界に示したと言えるでしょう。
地球環境を守るために

地球を守る学び:国際環境教育プログラムとは

地球温暖化、生物多様性の減少、海洋プラスチック問題など、地球規模の環境問題は深刻化の一途を辿っています。これらの問題は、一国だけで解決できるものではなく、国際社会全体で協力し、持続可能な社会を実現するための取り組みが急務となっています。このような背景から、次世代を担う若者たちに環境問題への意識を高め、問題解決能力を育成することを目的とした「国際環境教育プログラム」が誕生しました。
地球環境を守るために

自然を守る!サブレンジャーという選択

日本の国立公園の魅力を伝え、その自然を守るために活躍しているのがサブレンジャーです。パークレンジャーと協力し、登山道の整備や利用者の安全確保、動植物の調査など幅広い業務を行います。自然に直接関わりたい、自分のスキルを活かしたいという方に最適な職業と言えるでしょう。
地球環境を守るために

環境危機時計は9時47分! あなたがすべきこととは?

「環境危機時計」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? これは、地球環境の悪化状況を時間として視覚的に表現した指標です。0時ちょうどを「環境が良好な状態」、12時を「地球環境が破滅する時間」と設定し、現状がどれほど差し迫っているかを時計の針で示します。 1992年にドイツの環境団体が発表して以来、毎年その針は進み続けています。そして2023年、その針は9時47分を指しました。これは、「極めて不安定で、地球環境と人類の存続にとって非常に危険な状態」であることを意味します。 では、なぜこれほどまでに危機的な状況になってしまったのでしょうか? 次の章では、環境危機時計が示す具体的な問題点について詳しく見ていきましょう。
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