6/17は砂漠化防止を考える日!私たちにできること

6/17は砂漠化防止を考える日!私たちにできること

地球環境を知りたい

先生、「世界砂漠化・干ばつ対処の日」って、何だか難しそうな名前ですが、どんな日なんですか?

地球環境研究家

いい質問だね!実は、砂漠化の問題に取り組むために制定された大切な日なんだよ。1994年の6月17日に「砂漠化に対処するための国連条約」が採択されたことを記念して、この日を「世界砂漠化・干ばつ対処の日」と定めたんだよ。

地球環境を知りたい

そうなんですね。でも、砂漠化って、そんなに深刻な問題なんですか?

地球環境研究家

実はとても深刻なんだ。砂漠化が進むと、植物が育たなくなり、食料生産や水資源にも影響が出て、人々の生活が脅かされるんだよ。だから、世界中の人々に砂漠化の問題を知ってもらい、対策を呼びかけるために設けられた日なんだ。

世界砂漠化・干ばつ対処の日とは。

「世界砂漠化・干ばつ対処の日」は、地球環境とエネルギー問題に深く関わる記念日です。1994年6月17日に「砂漠化に対処するための国連条約」が採択されたことを受け、国連総会決議によって制定されました。毎年6月17日は、砂漠化と干ばつの問題について世界的に啓発活動が行われます。

世界砂漠化・干ばつ対処の日とは?

世界砂漠化・干ばつ対処の日とは?

6月17日は「世界砂漠化・干ばつ対処の日」として、国連によって定められています。この日は、1994年6月17日に「国連砂漠化防止条約」が採択されたことを記念して制定されました。砂漠化は、気候変動や人間の活動が原因で、乾燥地帯や半乾燥地帯の土地が荒廃していく現象です。 世界では、毎年日本の国土面積の約4分の1に相当する土地が砂漠化しており、食料生産や水資源の確保に深刻な影響を与えています。この国際デーは、砂漠化の現状やその脅威について世界の人々の関心を高め、砂漠化防止条約の締約国が協力して砂漠化に対処していくことを目的としています。

砂漠化がもたらす深刻な影響

砂漠化がもたらす深刻な影響

砂漠化とは、乾燥地帯や半乾燥地帯で起こる土地の劣化現象です。気候変動や人間の活動が原因で、緑豊かな土地が徐々に砂漠へと変わっていく深刻な問題です。

砂漠化がもたらす影響は、私たちの生活にも及びます。まず、食料生産が大きな打撃を受けます。農作物の収穫量が減少し、食料不足や価格高騰に繋がることが懸念されます。また、植物が減ることで二酸化炭素の吸収量が減り、気候変動を加速させる可能性も。さらに、砂漠化によって住む場所を追われる人々が後を絶たず、貧困や紛争の原因となることも危惧されています。

私たちの生活への影響は?

私たちの生活への影響は?

一見、遠い国の問題に思える砂漠化ですが、私たちの日常生活にも様々な影響を及ぼしています。 例えば、砂漠化が進むと食料生産が減少し、食料価格の高騰や食料不足につながる可能性があります。 また、砂漠化によって住む場所を追われた人々が移住を余儀なくされ、それが社会不安や紛争の原因となることもあります。 さらに、砂漠化は気候変動にも影響を与え、異常気象の発生リスクを高めるとも言われています。 つまり、砂漠化は地球全体の問題であり、私たちの生活にも密接に関わっているのです。

今日からできる対策アクション

今日からできる対策アクション

砂漠化は、地球温暖化や気候変動と並んで、私たち人類にとって大きな脅威となっています。しかし、日々の暮らしの中でほんの少し意識を変えるだけで、砂漠化防止に貢献できるのです。

例えば、節水は有効な手段の一つです。 シャワー時間を短くしたり、洗濯物のすすぎ回数を減らしたり、今日からでも始められる工夫はたくさんあります。 また、地産地消を心掛けることも大切です。 遠くから運ばれてくる食べ物は、輸送の過程で多くのエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出します。 地元の農産物を食べることは、砂漠化の原因となる気候変動の抑制にもつながります。

これらの小さな行動を積み重ねることが、砂漠化防止への大きな一歩となるのです。

未来への希望を繋ぐために

未来への希望を繋ぐために

砂漠化は、地球温暖化や貧困と複雑に関係しあう深刻な環境問題です。しかし、決して私たちには関係のない、遠い国の出来事ではありません。砂漠化によって引き起こされる食糧不足や水不足、気候変動の影響は、国境を越えて世界中に広がり、私たちの暮らしにも、そして未来にも大きな影を落とします。だからこそ、砂漠化防止を考える6月17日には、自分たちができることを考え、小さな一歩を踏み出すことが大切です。それは、日々の暮らしの中で水を大切に使うことかもしれませんし、環境に配慮した商品を選ぶことかもしれません。未来への希望を繋ぐために、私たち一人ひとりができることを、今日から始めてみましょう。

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