地球環境を守るために ライン川を守る国際協調:化学汚染防止条約
ヨーロッパを代表する大河であるライン川は、古くから交通の要衝として、また豊かな水源として人々の生活を支えてきました。しかし、20世紀に入ると産業の発展と共に、その流れは次第に濁っていきます。工場排水や生活排水が未処理のまま流れ込み、ライン川は深刻な水質汚濁に見舞われたのです。とりわけ、1960年代から70年代にかけては、化学工場からの排水による汚染が深刻化。水中の生物は激減し、「ヨーロッパの下水溝」 と呼ばれるほど、その惨状は世界に衝撃を与えました。
