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地球環境を守るために

紫外線対策の新常識!UVインデックスを知って健康を守ろう

近年、「UVインデックス」という言葉を耳にする機会が増えましたね。日焼け止めを購入する際や、天気予報で見かけることもあるのではないでしょうか。今回は、このUVインデックスについて詳しく解説していきます。 UVインデックスとは、地表に降り注ぐ紫外線の強さを表す指標です。世界保健機関(WHO)などが中心となって作成し、世界共通で使用されています。 紫外線は、波長によってUVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。地表に届くのは主にUVAとUVBで、UVインデックスは、このうち人体に有害な影響を及ぼすUVBの強さを示しています。 数値は、1~11+の12段階で表され、数値が大きいほど紫外線が強いことを意味します。例えば、UVインデックスが「3」であれば「弱い」、「8」であれば「非常に強い」といった具合です。 UVインデックスは、天気予報と同様に、その日の時間帯や場所によって変化します。そのため、こまめにチェックすることが大切です。
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紛争後の傷跡:UNEPが環境復興に尽力

戦争や紛争は、人々の生活や社会インフラに壊滅的な被害をもたらすだけでなく、自然環境にも深刻な影響を及ぼします。爆撃や戦闘行為による森林や農地の破壊、有害物質の漏出による水質・土壌汚染、さらに生態系の破壊など、その爪痕は深く、長期にわたって残ります。これらの環境破壊は、紛争後の社会復興を阻む大きな要因となり、人々の健康や生活にも深刻な影響を与え続けます。
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金融の力で未来を拓く:UNEP FIの取り組み

世界が地球温暖化や生物多様性の損失といった環境問題に直面する中、その解決策として「金融の力」に注目が集まっています。地球環境の持続可能性と金融セクターの関わりは深く、持続可能な社会を実現するためには、金融機関や投資家が積極的に環境問題に取り組むことが不可欠です。 UNEP FI(国連環境計画金融イニシアチブ)は、まさにその架け橋となる国際的な組織です。1992年に設立されたUNEP FIは、銀行、証券会社、保険会社、投資家など、金融機関と協働し、環境と社会に配慮した持続可能な金融システムの構築を目指しています。具体的には、気候変動、水資源、森林破壊など、様々な環境問題に関するイニシアチブを展開し、金融機関が環境リスクと機会を適切に評価し、責任ある投資と融資を行うためのガイダンスやツールを提供しています。
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地球とエネルギーに深く関わるUV-Bとは?

私たちが日々浴びている太陽の光。実は、目に見える光(可視光線)以外にも、様々な種類の光が含まれています。その中に、UV-B(紫外線B波)と呼ばれる光が存在します。 太陽光は、波長の長さによって、紫外線、可視光線、赤外線などに分類されます。この中で、紫外線はさらに、波長の長い方からA波、B波、C波に分けられます。UV-Bは、UV-AとUV-Cの間にある波長域(280~315nm)の紫外線のことを指します。