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地球環境を守るために

地球を救うJBICの挑戦

JBICは、株式会社日本貿易保険(NEXI)と合併し、2022年4月に新たに発足した組織です。正式名称は株式会社日本貿易保険機構といい、日本の輸出信用機関として、貿易や海外事業を金融面から支援する役割を担っています。 JBICの大きな特徴は、地球規模課題の解決に向けた取り組みを、積極的に推進している点です。気候変動やエネルギー問題、SDGsへの貢献など、国際社会共通の目標達成に貢献するため、開発途上国への支援や、環境技術の導入を促すプロジェクトファイナンスなど、多岐にわたる事業を展開しています。
地球環境を守るために

環境交渉の舞台裏:JUSSCANNZの役割

地球温暖化対策の国際的な枠組みを決定づけるCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)。数千人規模の政府関係者やNGOが集まるこの場で、独自のグループを形成し存在感を示しているのが「JUSSCANNZ(ジャスカンツ)」です。 JUSSCANNZとは、日本、アメリカ、スイス、カナダ、オーストラリア、ノルウェー、ニュージーランドの7カ国からなる、環境問題における交渉グループのこと。京都議定書が採択された1997年のCOP3において、先進国間で排出削減目標の配分などを巡り交渉が難航する中、立場や利害が近いこれらの国々が、非公式な協議の場として立ち上げました。 JUSSCANNZは、正式な交渉グループではなく、あくまで水面下での意見調整を目的としています。しかし、参加国には環境問題に積極的に取り組む姿勢を示す国が多く、その発言力は小さくないと言われています。COPなどの国際会議において、JUSSCANNZはどのような戦略で交渉に臨んでいるのでしょうか?
地球環境を守るために

JICAの挑戦:地球を救う技術協力

地球温暖化、貧困、紛争など、現代社会は様々な課題に直面しています。これらの課題は、一国だけで解決できるものではなく、国際社会全体で協力して取り組む必要があります。そのような中、JICA(国際協力機構)は、日本の政府開発援助(ODA)機関として、開発途上国への技術協力を通じて、地球規模課題の解決に貢献しています。 JICAは、長年にわたり、開発途上国の経済成長や社会開発を支援してきました。近年では、気候変動対策、防災、感染症対策など、地球規模課題への取り組みを強化しています。具体的には、再生可能エネルギーの導入、インフラ整備、保健医療システムの強化など、様々なプロジェクトを実施しています。 JICAの活動は、開発途上国の人々の生活向上だけでなく、地球全体の持続可能な発展にも貢献しています。JICAは、今後も、地球規模課題の解決に向けて、積極的に取り組んでいくことが期待されています。
カーボンニュートラルに向けて

J-クレジット制度:企業の温暖化対策を促進

J-クレジット制度は、企業などが取り組む省エネルギー機器の導入や再生可能エネルギーの利用など、温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。企業はこのクレジットを他の企業に売却したり、自社の排出量削減目標の達成に利用したりすることができます。 J-クレジット制度は、地球温暖化対策を推進しながら、企業の経済活動との両立を図ることを目的としています。企業は、クレジットの創出や活用を通じて、経済的なメリットを享受しながら、持続可能な社会の実現に貢献することができます。
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